コロコロ★トリビア コロコロの数字の秘密に迫る!

コロコロの「数字」にまつわるトリビアを集めてみました!

160mm
160mm コロコロのテープ幅は160mm
これって、なぜ160mmになったかご存知ですか?
素材の紙から無駄なく取れて、お掃除にも使いやすいサイズは…と考えたところ、ちょうど良いサイズが160mmだったのです。開発当時は、DIYブームで日曜大工が大流行していたころ。同じような形・大きさをしたなじみのあるものに、ペンキを塗るローラーがありました。当時、開発者も試作したテープをペンキ塗りローラーにつけて試していました。コロコロのテープ幅は、いまでは世界規格として160mmで量産されています。
300円
300円 コロコロを生み出したのは、若手開発社員でした。その重要なモチベーションになったものは、何だったのでしょうか?
実は新商品アイデアを出したら、会社からもらえる報奨金が目的だったのです。とはいっても、報奨金の金額は1件300円
1980年当時の300円はどのくらいの価値があったかというと、標準的なタバコであったマイルドセブンが180円。カフェでのコーヒー1杯の平均が247円。300円というわずかなお小遣いが、とんでもないアイデアのきっかけだったのです。
38mm
38mm 38mm。これは、コロコロの芯の直径(内径)のサイズです。
ニトムズの生みの親であるNittoが、テープに採用していた芯の直径は、30mm・35mm・70mmの3種類でしたが、コロコロの芯には、これまで工場に生産ラインを持っていなかった38mmをあえて採用しました。
なぜなら、当時DIYブームで多くの人に親しみがあったペンキ塗りのローラーや、トイレットペーパーの芯の直径も38mmだったからです。
実は38mmは、ボール芯の世界基準の直径サイズなのです。
3000本
3000本 いまでは、日用品が売られているお店では、ほぼどこでも買えるお掃除道具の定番コロコロ。
最初の生産本数は、いまから思えばたったの3000本でした。画期的なお掃除グッズとして自信はあったものの、それでもやっぱり関係者は売れ行きにドキドキ。
この3000本、カーペットを敷きっぱなしの寒い地方に絞り、北海道で地域限定発売をしました。すると店頭に並ぶやいなや飛ぶように売れ始め、あっという間に完売。大ヒット商品の兆しが見えました。
900円
900円 コロコロ発売当時のスペアテープの価格が、1巻900円でした。
発売当時1983年は、標準的なタバコであったマイルドセブンが一箱200円、ビール大瓶1本が285円、新刊の新書が430円という時代。900円というと、日用雑貨の消耗品としては高価なもの。
それでも、売れ行きは絶好調でしたから、コロコロは、お掃除をラクにする画期的なお掃除便利グッズとして、皆様に愛されていたのです。その後、大ヒットしたおかげで量産体制も整い、いまでは、もっと気軽にお使いいただけるようになりました。
2色
2色 ご存知のとおり、コロコロの紙の色は「白」ですね。
ニトムズのコロコロ開発では、茶と白の2つの選択肢がありました。試作段階で、開発チームは、さまざまなゴミでコロコロのお掃除実験をしました。特に、カーペット掃除の要になる髪の毛は、わざわざ理容院まで毎日もらいに行っていたほど。そのときに、付着した髪の毛やゴミがはっきりと見えやすかったのが白のテープ。『お掃除の成果がはっきり見えて嬉しい』と意見が一致し、白に決定したのです。

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